経営学研究者の卵の日常。

25歳。経営学の大学院に通う、研究者の卵です。基本的には自分の頭の中の整理と備忘録です。神戸在住で北海道に住んでいました。

論文執筆の際の細かい注意点

修士論文を書いたときの細かな注意点をメモ程度に書きます。

 

・「近年」という言葉などは使わない。

これは、論文はいつ読まれるかわからない点に配慮したものです。執筆もしくは提出した年から近い年だったりする場合に、「近年」とか「最近では…」とか書きたくなってしまいますが、論文の読者にとって近いかどうかは分かりません。そのため、具体的に「〇〇年では」という記述が無難であると考えられます。

 

・専門用語には英訳をつける

論文の推敲をする際には、専門用語に英語訳をつけることを確認する必要があります。例えば、「心理的安全」という概念を取り扱う場合には、この概念が出てきた最初に、「心理的安全(psychological safety)」と記述する必要があります。特に、経営学では英語圏の概念を引用する場合が多いので原著の語感を理解するためにも必要です。

さらに、補足としては、英語の概念を日本語に訳すときに、そのニュアンスや分かりやすさには配慮する必要があります。コミットメント(commitment)など英語をそのままカタカナにする場合もありますし、心理的安全など日本語にする場合もあります。日本語の単語のニュアンスや定義と、原著である英語のニュアンスや定義があまりにも違う場合にミスリードの可能性を減らすために配慮が必要でしょう。

 

・使用する単語は統一する

経営学のなかでは、組織内にいる人のことを「従業員」と表現したり、「メンバー」と記述したり、「個人」と言う場合もあります。したがって、1つの論文のなかでは、統一した表現をすることが読者に分かりやすく読んでもらう上で望ましいです。他には、「チーム」や「集団」、「マネジャー」や「リーダー」などの言葉も統一すべきでしょう。

 

ひで