読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

経営学研究者の卵の日常。

24歳。経営学の大学院に通う、研究者の卵です。基本的には自分の頭の中の整理と備忘録、”研究を日常に落とし込むこと”が目的の日記です。神戸在住。北海道に住んでいました。食べることと、カッコいいものが好きです。

方法論の話。

今日で方法論(メソドロジー)の理解がだいぶ深まった気がします。

 

実証主義」、「解釈主義」、「構造主義について、ざっくりまとめてみます。ざっくりなので、科学哲学の専門家にはハリセンで叩かれることを覚悟で書きます。

 

まず、実証主義は、経験的研究をする立場です。

社会現象から、仮説を立てて検証を行います。

 

例えば、「なぜチームにはやる気のある人とない人がいるのか」という問いと、

「なぜなら、リーダーによる影響の違いがあるからだ」という仮説は、

それぞれ社会現象がもとになっています。

 

この仮説を検証可能なものにするために、理論構築をします。

これらのプロセスを経ることから、「帰納主義」とも考えられます。

 

次に、「解釈主義」は、「実証主義」とは異なり、社会現象の法則や規則性の探求は有用ではなく、文字どおり「解釈」に有用性を置く立場をとります。

 

すなわち、主観的な価値判断を用いて、厚い記述をします。

研究方法として、たとえば、参加観察やエスノグラフィー、インタビューなどがあります。

 

主観的なものはそもそも科学なの?という疑問があると思います。

 

それを語ると長くなりますが、

解釈主義の立場の研究は、「価値がないものは言葉にできない」という前提に立ちます。

もっと言うならば、理想や理念がないと、矛盾なしでは論理立てた記述はできないと主張します。

また、もし理想と理想の折衷をしたとしても、それは科学的な客観性はないと考えます。

 

取りも直さず、解釈主義は、主観的に価値判断の基準を持ち、自身がその立場を知ることが求められます。

 

さて、最後に構造主義は、現象を構造から理解する立場をとります。

構造とは、文明が発達しているところでも、未発達のところでも同じように説明できます。

 

代表的な研究者は、文化人類学者のレヴィ=ストロースです。

レヴィ=ストロースは、婚姻体系の構造の本質は、「女性の交換」にあると主張しました。

 

また、未文明の場所でも、文明の発達したところと同じような論理思考があることを主張しました。

このことは、サルトルとの有名な論争になりました。

 

構造主義に関しては、Wikipediaにも詳しく載っています。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/構造主義

 

==

 

本当はもっと詳しく書きたいですが、今日はここまで。

実は図式化しながら、理解していきました。

少しずつわかってくると、めちゃくちゃ面白いです。

 

ひで