経営学研究者の卵の日常。

25歳。経営学の大学院に通う、研究者の卵です。基本的には自分の頭の中の整理と備忘録、”研究を日常に落とし込むこと”が目的の日記です。神戸在住。北海道に住んでいました。食べることと、カッコいいものが好きです。

組織文化とは

実務の世界では、「組織文化を変えなければ組織は良くならない」なんて言うことがあります。

組織文化とは、何なのでしょうか。その実態に少し迫ってみます。

 

経営学において、組織文化は、意識されないものとして定義されます。具体的には、メンバーに共有された価値観や信念、行動規範や意味のことを指します。

意識されないので、組織文化の研究は、一筋縄ではいきません。

 

組織文化の代表的な研究では、深さでレベル分けをします。

ざっくり言うと、不可視的なレベルと可視的なレベルです。不可視的なレベルは、変革しにくく、可視的なレベルは変革しやすいと言われています。例えば、組織で共有された価値観は目に見えませんが、行動規範は目に見えるものとして扱われます。

 

続いて、組織の文化はどんなタイプがあるのでしょうか。1つの例として、何が組織の有効性を高めるのか(と組織が考えているのか)によって分類されます。

①組織の内部を柔軟に管理することが、組織の有効性を高めると思われている。(人間関係論的)

②外部環境への柔軟性が、組織の有効性を高めると思われている。(有機的組織)

③内部のコントロールが、組織の有効性を高めると思われている。(垂直的な組織)

④外部環境への合理的なアプローチが、組織の有効性を高めると思われている。(営業の組織)

以上の4タイプです。

 

ちなみに、日本の企業は、②と④の組織がより高い成果を出すそうです。

病院や大学は、①や②の組織のような組織が成果が高いそうです。

 

組織文化の変革の研究は少ないので、なかなか理論が精緻化されていないのが現状です。

研究が少ない理由の1つは、文化が変化したから組織の成果が出たというように言えないことが考えられます。また、そもそも組織が変化したのかどうかも明らかにすることは難しいです。

 

個人的には興味がある研究分野ですが、僕自身がこの分野で研究したいと思うかは、正直迷うところではあります。

 

ひで