経営学研究者の卵の日常。

24歳。経営学の大学院に通う、研究者の卵です。基本的には自分の頭の中の整理と備忘録、”研究を日常に落とし込むこと”が目的の日記です。神戸在住。北海道に住んでいました。食べることと、カッコいいものが好きです。

できることなら、オアシスには自分から行かないほうがいい。

僕は、高校のときから作家・伊坂幸太郎さんが好きです。

 

「砂漠」という長編小説の中で、大学の卒業式に学長が言ったセリフを紹介します。

 

学生時代を思い出して、懐かしがるのは構わないが、あの時は良かったな、オアシスだったな、と逃げるようなことは絶対に考えるな。そういう人生を送るなよ

 

僕なりに解釈すると、「未来志向であれ」というメッセージだと思っています。

 

世間では、社会に出るということは、学生のときより自由を奪われ、責任が増し、やりたいことができなくなるようなイメージがあります。事実、その側面があるのかもしれません。

でも、学長は、社会人になっても「オアシスに逃げるな、前を向いて今を生きろ」と言いたかったのだと思います。

 

僕も、そう思います。

僕は、基本的には過去を振り返ることをしません。

このブログで振り返ることをするくらいです。

 

学部時代の楽しかったことは頭の片隅に置いておきます。

 

思い出を振り返る行為は、今の自分と比べることになります。

懐かしいなと感じたり、あいつに会いたいなと思うことは決して悪いことではないと思います。

 

でも、その行為は「今を生き、未来志向である」ことを揺るがす危険性があります。

 

僕は、もしかしたら心の中の何パーセントかは、現実から目をそらしてしまいたいと思っているのかもしれません。

 

過去に浸るのは、たまにで、いいのです。

ふとしたタイミングで外からきっかけはやってきます。

それは、帰省したときかもしれないし、冠婚葬祭かもしれない。

音楽を聴いたときかもしれない。部屋の片付けをしたときかもしれない。

だから、自分から見に行かなくてもいいと思っています。

 

でも、どうしてもそんな気持ちになったら、

映画の世界観に浸るように、

どっぷり浸かってもいいと思います。

 

砂漠 (新潮文庫)

砂漠 (新潮文庫)

 

 

ひで