経営学研究者の卵の日常。

26歳、経営学の大学院生。基本的には自分の頭の中の整理と備忘録。神戸在住で北海道に住んでいました。

学生に大学で学んでもらうためには

新年度になった。

学部生は最初こそ講義に出席するけれど、これから徐々に減っていくだろな。

悲観的だけど、十中八九現実になるよ。

 

大学で教える側になったことを想定して、この問題について思ったことを書いてみる。


「大学でなぜ学ぶべきか」って議論はたくさんあるけれど、

べき論やロジックだけではなくて、学ぶことがイケていることが大事だと思うんだよね。

つまり、勉強や研究はダサくなくてカッコいいってこと。

 

例えば、ハーバード大のキャンパスとか見たら学びたくなるでしょ。

ザッカーバーグもここで過ごしていたのか」とか「この図書館で勉強したら頭良くなりそう」とか。そういう感覚は案外侮れない。

 

本が知的メディア、つまり、ある種のファッションアイコンとしてあるように、勉強するという行為も「自分、イケてる」って思いながらやることが大事なんじゃないかと思う。

 

この議論はつまり、他人から見た自分を意識するってことだけど、

それが本質的な動機づけになるかと言われれば疑問があるのは分かる。

 

でも、こういった他人からみた自分のイメージとかファッション的な感覚を無視することもまた疑問がある。

少なくとも、学びの最初の1歩を踏み出すためには、結構大事なことだと思う。

しかも相手は大学生。人にどう思われるかを気にしている人は多いはず。

 

「じゃあどうやって実際に大学生に学びを促すの」って訊かれるとなかなか難しい。

それでも2つ考えてみた。

 

1つは見本例としてイケてる感を自分自身がみせていくこと。

学びの面白さを伝えていくっていうこと、大学生でも共感できるフックをたくさん用意するっていうこと。自分も真似してみたいってちょっとでも感じてもらえるような仕掛けをつくること。

 

もう1つは学びのためのイケてる環境や道具を提案すること。

例えば、さっきのハーバード大の例みたいに、イケている場所を提案するとか。

あるいは、イケている道具を提案するのもアリ。おしゃれな文房具とかね。

そういうこだわりをどんどん持ってもらうとうまくいけばハマる。

 

形(外見)から入ることで、学びの入り口をつくりたい。

なぜなら、自分も形から入るタイプだから。

まあ、もちろん持続的に学んでもらうためには学びの内容も魅力的でなければならないし、本人の学ぶ目的も必要にはなると思うのだけれど。

 

最初からそんな真面目に「学ぶ目的をつくれ」とか言われても、そりゃあるわけないよね。

むしろ、大学生って目的が定まらないからこそ、色んなこと学ぶんだし。パラドクスに陥ってしまうよね。

 

要するに、

目的ー手段のパラダイムだけだとなかなか学んでくれない気がするよ、

っていう遊び半分の話でした。

 

ひで