経営学研究者の卵の日常。

25歳。経営学の大学院に通う、研究者の卵です。基本的には自分の頭の中の整理と備忘録、”研究を日常に落とし込むこと”が目的の日記です。神戸在住。北海道に住んでいました。食べることと、カッコいいものが好きです。

きっかけのマネジメント:興味を持ってもらうための7つの仮説

標題の「きっかけのマネジメント」は、「人にどのように興味のないものに興味を持ってもらうのかという興味を促すことである」、と勝手に定義する。

経験したことがないことや知らないことへの行為なので、行為者にとっては入り口に立ってもらうことを志向しているため、「入り口のマネジメント」と言ってもいいかもしれない。

 

仮説を立てる上で、当事者(すでに興味を持って行為している人)と参加者(興味を持って欲しい人)がいるとする。

 

仮説①:当事者が楽しそうにすればいい。

当事者が楽しそうにしていれば、自分も楽しみたいと思って参加者も興味を持つのではないか。

サッカーやってるの楽しそうだな、自分もサッカーやってみよう、など。

 

仮説②:もともと参加者が興味のあることの延長線上に興味を持ってもらいたいことがある場合、参加者は興味を持ってくれる。

例えば、僕はサッカーが好きですが、サッカーチームを覚えていくうちに、自然にこのサッカーチームはどこが本拠地なのだろうという地理的な知識にも興味が湧いた経験がある。結果的に、地理的な知識も好きになる、興味を持つようになった。

このように、すでに楽しい経験したことのあることや、興味があることがある場合、それに関連することを提案することで一緒に興味を持ってくれるのではないか。つまり、参加者の興味の拡大を促す仮説である。

 

仮説③:興味を持ってもらいたいことの悪いイメージを払拭し、ポジティブなイメージを喚起する。

勉強は楽しくないというイメージが根づいている場合、そのネガティブイメージを払拭して勉強は楽しいものなのではないかと思わせる。

これは抽象的な仮説。しかも、イメージの転換には多くの時間と労力がかかると考えられる。

 

仮説④:参加者にとってのメリットを明らかにすると、興味を持つ。

目に見えるメリットを明らかにする。例えば、この勉強をすれば、あなたはこの資格を手に入れられます。この本を読めばTOEICの点数が100点上がります、など。

 

仮説⑤:当事者がいる組織や集団に所属したい、もしくは当事者になりたい(近づきたい)と思う場合、参加者は、興味を持つ。

これは仮説①とも似ているかもしれませんが、どちらかと言うと、この仮説は、興味を持ってもらいたい対象というよりも、参加者が当事者への興味が強い場合を想定する。

例えば、ダンスには全然興味なかったけど、ジャニーズが好きだからダンスを始めるとか。

当事者に大きな魅力がある場合、この仮説が有効になるかもしれない。

 

仮説⑥:人気があることを参加者が知っていると興味を持つ。

周りの評価をもとに、参加者の興味を持つ場合が考えられる。

食べログ3.5以上の人気店だから、自分も行ってみたいと思える、興味を持つ。

人は、他人の人気を認識し、意識する。

 

仮説⑦:参加者の大きな価値観(持論)と共鳴すると、興味を持つ。

例えば、参加者が合理的な人間である(ムダを省きたいという価値観を持っている)場合、その価値観にまつわる情報に興味を持つ。買い物が面倒な人にとっては、Amazonのセールの情報が魅力的に見える。

 

適当に考えただけでも、これだけあるのですね。

改めて、人は、メリットや正論、本質的なことだけではものごとに興味を持ちにくいということが分かる気がします。

もちろん、これらは僕の妄想なので、実証はしてませんけどね。

 

もっとも、個人の特性や、逆に興味を持てない理由は考えていないので、まだまだ考える余地はありそうです。

個人の特性としては、例えば、使命感が強い人とか、ノリがいい人とかは比較的興味を持つ範囲が広い気がします。

 

ひで